パリ拠点の旅5《シャルトル大聖堂 プロヴァン》
パリ拠点の旅5日目、最初は世界遺産『シャルトル ノートルダム大聖堂』
パリ モンパルナス駅から電車で行きました。シャルトル駅までは約1時間です。
シャルトルは4世紀に最初の教会できて、876年にシャルル2世が聖母マリアの衣服を
寄進してから聖母マリア信仰の巡礼地になったそうです。
駅前の広場に出るともう目に飛び込んできます。
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駅から徒15歩分くらいです。坂を登っていくとバラ窓が見えてきます。
大聖堂に向かって右手に小さいお土産屋があるくらいで静かな雰囲気でした。
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駅から徒歩10分ほどでシャルトル大聖堂西側ファサードの『王の扉口』に到着です。
中央上部の彫刻は栄光のキリスト。
柱の彫刻はキリストの祖先のユダヤの王たちだそうです。
パリのノートルダム大聖堂よりも素朴な感じがします。
フランス国内で最も美しいゴシック建築の一つとされいる大聖堂です。
向かって右の塔が1145年のロマネスク様式、
向かって左の塔が16世紀に再建されたゴシック様式なので左右非対称です。
何度かの火災、修復を繰り返しています。
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主祭壇の像は『聖母被昇天』。聖母マリアが3人の天使に囲まれています。
マリアが地上の生活を終え、魂も肉体も天に上げられたということだそうです。
1753年に完成した像で、いくつもの災害があっても致命的な損傷はないそうです。
フランス最古の時計もあります。24時間で一周。
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素晴らしいステンドグラスはほとんどが13世紀のもの。
戦争の時にはすべて外され地方にバラバラにして保管し、
終戦後にまたすべておなじ位置に戻したそうです。
左が『青い聖母』です。聖母マリアが小さなキリストを膝に抱いている姿。
聖母マリアの衣服がシャルトルブルーと言われ聖なる輝きを放っています。
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ステンドグラスは自然の光を聖堂内を神秘の空間にする役割、
字が読めない人たちに聖書の教えを伝える役割だそうです。
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南扉口の中央上部は最後の審判です。中央がキリストで真下には聖ミカエルです。
死者の魂の重さをはかって天国に行くのか地獄に行くのか決めている様子。
外の彫刻もまた素晴らしいです。
ステンドグラスも、彫刻も物語でつくられていて、見ていたくなります。
物語のあるステンドグラスの見る順序は一般的には下→上、左→右です。
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礼拝堂の外観です。
また行く機会を持てたら、彫刻やステンドグラスをじっくり見たいです。
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シャルトル大聖堂からの景色です。
次は中世市場都市の姿をとどめる世界遺産『プロヴァン』へ行きます。
プロヴァン駅では観光客がたくさん降りました。
駅の目の前にはバス乗り場があり、そこから10分くらいの予定でしたが
バスを待っている人はいない。。。。みんな歩きで移動していきます。
なぜだかわからないので、通りかかった大学生くらいの男の子に聞きました。
何と、バス運休!!
5月1日メーデーだから!!
メーデーでお休みの観光地はあり、前もって調べていたのですが。。。
バスが休日ダイヤにもならず運休なんて思いもしませんでした。
Googlemap頼りに歩くことにしました。
天気もいいのでプロヴァンの街並みを見ながらの徒歩も楽しいです。
こんなアクシデントも一生懸命プランニングした旅の思い出になりました。
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約30分程歩いて最後の坂を登った所のシャテル広場のレストランのテラス席で
ランチをいただきました。
登りの坂道で体力を使ったので、待ちに待ったランチが本当に美味しかったです。
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観光客がいっぱいです。
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ツーリストセンターに行き日本語のガイドマップをいただきました。
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城壁は登れます。どこまでも歩いてしまいそうだけど。
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建物の中では昔の市場の様子を再現していました。
薄暗くお人形がちょっと怖い感じだけど。
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中世の建物のアーチ型天井の地下市場
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12世紀に建てられた『セザール塔』は監視塔、刑務所、鐘楼などの
役割でプロヴァンの繁栄の象徴だそうです。
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セザール塔からの眺め。
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セザール塔から近くに見えるのは『サン・キリアス参事会管理聖堂』です。
12世紀に建築が開始され、資金難のため現在も未完成のままだそうです。
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ランスで戴冠式を終えたシャルル7世とジャンヌダルクがこの町に訪れ
ミサを行ったそうです。
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この日の移動はこんな感じ。
電車の旅も楽しいです。
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