フランス 世界遺産 ヨーロッパ100名城 レンタカーの旅4《オランジュ,アヴィニョン,ポン・デュ・ガール,タラスコン,アルル,エーグ・モルト》

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マルセイユ拠点の旅3日目、ホテルで朝食をいただき、出発!

マルセイユの高速の渋滞を抜けて最初の目的地は世界遺産オランジュの凱旋門です。

駐車場はすぐ目の前にありました。無料です。

オランジュの凱旋門は紀元前20年ごろのものです。

古代ローマ時代が起源の凱旋門の先駆け!

全面にカエサル等のレリーフが刻まれていて、

柵もないのに保存状態が良いのが不思議。

真ん中のガスでふくらんでいるサンタはかわいいけど違和感。。。。

パリのエトワール凱旋門は1836年完成で大きさに圧倒されますが、オランジュの凱旋門は

小さくてもレリーフに古代ローマの歴史が感じられます。

次はオランジュのローマ劇場です。

世界遺産の登録では『オランジュのローマ劇場とその周辺及び凱旋門』です。

世界遺産だらけの街です。

ほんとに街の中で細い道なのに交通量も多く、車を停車するスペースもなくてたいへんでした。

工事中なのでその横に少し車を停めて写真を撮りました。

ここからまた高速で移動!

次の目的地は世界遺産アヴィニョン歴史地区です。

立派な城壁がつづき、見とれていたら駐車場を探すのを忘れました。

外のわかりやすい駐車場は観光バスか障害者用でしたので一般車用駐車場の入口がなかなか

見つからず、通り過ぎて行ったり来たり。

城壁内側すぐの、え?ここ?という入口でしたが中は大きい駐車場でした。

上がって出たところは教皇宮殿に近くてよかったのですが、

駐車場の人の出入口もわかりにくいです。

いつもと同じで幅狭く、天井低いです

中世時代にローマからアヴィニョンに教皇庁が移されて70年間カトリックの中心地となったところ。

ほぼ当時の状態を保っていて全長4.3キロの城壁に囲まれた市街には素晴らしい建物がそこら中に並んでいます。

世界遺産の教皇宮殿の入口でチケットを購入しタブレットを受け取ります。日本語ありました。

タブレットが宝探しゲームになっていて、部屋ごとにポイントがあり面白かったです。

またそれぞれの部屋でタブレットをかざすとその方向にあった部屋の様子が映し出されます。

何も置いていない空間でも説明や映像で何が行われた部屋なのかよくわかります。

指定されたすべての部屋で隠された宝物をみつけると名前入りの歴史ハンター修了証が

メールに送信されてきました。ちょっとした達成感があって面白かったです。

次は『アヴィニョンの橋の上で』のフランス民謡で知られるサン・ベネゼ橋です。

アヴィニョンの城壁の外側にあるので、教皇宮殿のある高台からGooglemapを頼りに

狭い路地をくねくねとおりて行きました。

1170年にベネゼという羊飼いが天使からローヌ川に橋を架けるようお告げを受けて

友人たちと1177年から1185年にかけて建設、22連のアーチがある橋でしたが

戦争や洪水でアーチが破壊されていったそうです。

ベネゼは橋の完成間際に19歳で亡くなり、橋上に建てられた礼拝堂に埋葬されたとのこと。

アヴィニョンのベネゼの伝説を読むと聖人となったこととかいろいろ書かれていて面白いです。

以前の橋は現在の橋の下にあるサン・べネゼ礼拝堂と呼ばれるチャペルのみだそうです。

中程に礼拝堂
橋はここまで
橋のおわりから城壁のほうへ振り返ってみたところ
模型

アヴィニョンの駐車場に戻り、次の目的地に出発!

高速に乗るにはしばらく直進してUターンしなければ乗れない入口でした。でもMAPにない

みんなが通るために自然に道みたいになった緑地があって、前の車につづいて行ったところ

だいぶワープできました。

世界遺産『ポン・デュ・ガール』です。

2000年ほど前にローマ人によってつくられた水道橋です。

ここまでの近道であるはずだった設定したルートが閉鎖されていたので

標識頼りに戻ってみたけど、途中で標識がでて来なくなり、Googlemap頼りにぐるっと大回りして

やっとたどり着きました。

「全体が見えるところで車を停めて写真を撮りたいから」と主人に言われ、私があった!と見つけたのは

駐車場にあったただの大きいパネルでした。怒られました。

実物はインフォメーションセンターでチケット購入してから進んだところでないと見えません。

地図を見るとはじめに私たちが目的地に設定したのは水道橋の反対側だったことがわかりました。

反対側の施設は閉鎖中だから道も閉鎖だったのか。

アーチの部分にデコボコ杭がでているのは建設時の足場だそうです。

インフォメーションセンターに戻りカフェでパニーニをいただき一休み。キレイな施設でした。

次の目的地へ出発です!

ヨーロッパ100名城のタラスコン城です。

すぐ横のロータリーの真ん中に駐車場がありました。

1401年にルイ2世が建造をはじめた城で1481年に独立国プロヴァンス伯爵領が

フランス王国に併合後は1926年まで軍用牢獄として使われ続けたために改装されずに

投石攻撃等の戦闘に備えた窓のない中世の城塞の本来の姿で残っているそうです。

またこの町の伝説には上半身山猫で下半身ドラゴンの甲羅のある6本足という怪物タラスクがいるそうです。

伝説おもしろい。Googleで調べたらファイナルファンタジーにも登場してました。

次に出発!世界遺産アルルの円形闘技場です。

目の前の駐車スペースは緊急車両用スペースしか空きがなく、そこに一度とめて

ぐるっと回って駐車場を探しに行こうかとしていたら、一台空いたので急いで移動したところに

警察車両がパトロールに来ました。あぶないあぶない。

時間制駐車チケットを買って車に貼り付けました。

紀元1世紀末ころに建造され古代ローマ時代には25000人が剣闘見物に集まり、

その後要塞や住居として使われたりもしましたが1825年に修復されて

現在でも闘牛やコンサートに使用される現役の劇場だそうです。

実際パイプむき出しの段があり、ベンチが設置されていました。

古代ローマ時代の遺跡なのに現在も使用してることはすごいことなのかもしれませんが

パイプで景観が損なわれていて少し残念な気がしました。

次に出発です!

円形闘技場のまわりは一方通行だらけで、しかもナビにで案内される道は通行止めになっていたり

なかなか大通りに出られず大変でした。

次の目的地はゴッホの『アルル跳ね橋』のモデルとなったラングロワ橋。

モデルとなった実際に運河に架かっていたラングロワ橋はコンクリートに変えられているため

この跳ね橋は再現されたものだそうです。

すぐ近くに駐車場に絵のコピーがあり、このアルルにゴッホがいたと感じられて楽しかったです。

川沿いの裏道という感じで他には何もなく、遅い時間だと危ないのかもしれません。

駐車場の先に警察車両が止まっていました。

次に出発!目的地はヨーロッパ100名城の城郭都市エーグ・モルトです。

海の門

ぐるっと城壁をまわりました。フランス王国の地中海最初の港ですが今は野原です。

プロヴァンス伯国とフランス王国が合体してマルセイユ港が使えるようになったため

衰退して静かな町になり13世紀の城壁がきれいに残っているそうです。

城壁の中を通って駐車場にもどりました。

満車だった駐車場も車が少なくなっていました。私たちもマルセイユのホテルに戻ります。

この日の走行距離は372キロ。

おつかれさまでした。

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