フランス・モナコ レンタカーの旅5《F1モンテカルロ市街地コース》

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最終日の朝もホテルでおいしいビュッフェをいただいて出発!

イフ城で買ったかわいいカードを娘たちに送りたかったのでフロントでお願いしました。

綺麗でスタッフも感じのよいホテルでした。

マルセイユの渋滞を抜けて向かうのはモナコです。

途中カンヌやニースを通過して行きます。

寄り道したいけどモナコでの時間がなくなってしまうので我慢です。

モナコに入ると街中は道が狭く、一方通行や通行止めが多かったです。

目的地はホテル フェアモントモンテカルロに設定しました。

F1モナコグランプリのコースで有名なフェアモントヘアピンカーブにあるホテルです。

ホテルの名前が変わるとヘアピンカーブの名前も変わります。

ホテルのアーケードにあるショップを見て回って記念にF1モナコGPのTシャツを買いました。

ランチにはまだ早いのでホテルのカフェに行くことにしました。

モーニングビュッフェでいただいている人たちもいました。

ホットコーヒー
ホットチョコレートまだ注いでない・・

このカフェの下はF1コースで有名なトンネルです。

それを思うと感動です!

ホテルの駐車場の壁から外を見るとトンネルに入るところのコースが見えました。

横には階段があり、トンネルのところに降りられそうなので行ってみることにしました。

海側を見ると上からは工事現場が丸見えだけど、工事の柵には一面海です。

トンネルに向かう螺旋階段の最後のターンをまわり、降り始めたところで左足がツルっと滑り

階段で尻もち。。。小雨で階段が濡れ始めていたせいでしょうか。

転げ落ちたわけではなく、ツルっと1段足があがり尻もちというかお尻よりも肘から着地。。。

見た目は階段に座ってなんか顔をしかめている変な人だったのでしょうか

私を横目に見ながら階段を上っていく親子がいました。見られてても激痛で動けません。

なんかちょっと痛さの次元が違う感じです。

トンネルに降りていた主人が「何やってんの大丈夫?」と振り返ります。

痛い痛い痛すぎ・・・あれ?動けるかも。あ、立てる。肘が痛いけど。よかったー復活!

モナコの実際のコースに立ててうれしかったです。

車に戻り、実際にF1コースを一周してみることにしました。

ホテルを出たところ
ヘアピンカーブをおりていきます

一周しました!一般道なのでシケインとかないし、一方通行だったりなので

本来のコースではない部分もあるけど大満足、楽しかったです。

街中に戻り、お土産屋さんを見に行くことにしました。

駐車スペースは満車でしたがやっと1台停められるところをみつけ、車から出ようとして

ちょっと体を動かしたら、ものすごい痛みが・・・動けません。

これはお土産どころではない。主人に病院に行ったほうがいいと言われましたが、ここはモナコです。

「言葉もわからないし、どれだけ痛いか伝えられないし、東京に帰ってから行くよ。」

と言いましたが、動くと痛くてたまりません。

飛行機乗れるかな・・・だめだな・・・・諦めて言うことを聞いてやはり病院行くことにしました。

モナコだとグレースケリー記念病院のみです。

夜にはマルセイユからパリ経由で東京行きの飛行機に乗る予定です。

あせらないでいいようにマルセイユの病院に行くことにします。

モナコ観光はF1コースを楽しんだところで終了です。ごめんなさい。

マルセイユに向けて泣く泣く出発。

車の中で保険会社に電話をしてマルセイユの緊急対応をしている病院を探してほしいと

お願いし連絡を待ちました。

ハーツレンタカーで貸してくれた携帯電話。使うことはないなと思っていましたが、ここで大活躍でした。

『日本語対応できる病院はない。通常総合病院に行くには個人のクリニックに行って紹介状がいる。

まだ見つからない。今日の飛行機に乗れないかも。等々』何度もやりとりしました。

途中そーっと袖をまくり肘を見るとなんだか形が変です。

「滑る靴を履いてるからだ!」とか怒られながら、いやいやちゃんとしたスニーカーだし!とか

もしかして脱臼?ちゃんと肘入れてもらえばOKって感じかな?とか考えながら、

マルセイユの料金所に着いたところで連絡がありました。

教えてもらった病院を目的地に設定して向かいます。

ユーロぺアン・マルセイユ病院です。モナコから2時間ちょっとで着きました。

緊急外来入口の正面に車をぶちとめ、警備の人に主人が緊急の事情を説明して

駐車場には移動せずにそのままおいてていいと言ってくれました。

私が腕ををささえながら行くと変な形の肘を見て警備のひとがドアをおさえていてくれました。

受付時に主人が飛行機の時間があることは伝えましたが、順番だから待つように言われました。

7人くらいいたと思います。待合室でも腕をささえていると、

斜め前にすわっていたおばさまが私に腕を上げるようにジェスチャーで伝えてきます。

支え方が悪いと言っていたそうです。(主人訳)

でも痛いし、上がらないし、とりあえず頷いてほっておくことにしました。

暫く言ってたけど。ずーっと見られてたけど。

保険会社からメールがあり同行できる通訳がいないけど電話でなら対応できる人がいるとのこと。

通訳のことまで考えてくれるなんて保険に入っていてよかったと思いました。

フランス語は主人が話せるので今回は通訳は不要でしたが。

名前を呼ばれて、中に入ると何があったのか、いろいろ聞かれました。

とにかく痛いだろうから飲むようにと渡されたのは痛み止めです。

看護師によるカウンセリングみたいでした。今度は中待合で待ちます。

暫く待ってやっと呼ばれました。今度は医師のようです。

ダンディーな先生とダンディーな看護師さんです。

主人が説明して先生に腕を見せると「Maybe broken」と言って私を見ます。

今折れてるっていった?脱臼じゃないの?先生ちょっとしか見てないよ?

などと考えていたら看護師さんに車椅子に乗せられどこかに移動!主人は先生と話しています。

ちょっとまって~言葉わからないんだけど。私はどこに連れていかれるの?

廊下を押されて進んでいく途中すれ違う人たちに物珍しそうに見られました。

珍しいのかな日本人。

ちょっと待っててと言って看護師さんもいなくなって、不安に思っていたら

看護師さん戻ってきました。よかった。おいていかないでよ・・・

さらに廊下を進んで行った先はレントゲン室でした。

撮れたけど向きとか痛すぎて変えられず。技師さん達にあーだこーだ言われてたけど。

診察室前でまたしばらく待ちます。とにかく混んでました。

もうレンタカー返却時間過ぎたな、飛行機間に合うかなと考えていたら呼ばれました。

先生の言う通り折れてました。

「手のスペシャリストと話して緊急手術が必要だから入院だ」と言っているそうです。

主人は「手のスペシャリストだといっているし、緊急なんだしここで手術したら?」と

私に言っていましたが日本で手術したいから帰りたいと伝えてもらいました。

男3人はここで手術しないの?なんで?という目で私を見ます。

この緊急外来の先生も手のスペシャリストの先生も素晴らしい先生なのかもしれませんが、

言葉がわからないのは不安です。日本に帰りたいです。

日本までの飛行機が乗り換え含めて18時間くらいかかることでその飛行機に乗せていいか

手のスペシャリストに許可をとってくれました。

別室に移動して、応急処置のために袖のある服を脱ぐように言われましたが、

飛行機に乗るのにちょっと脱げません。袖を切って処置してくれるようにお願いしました。

モンクレールの袖・・・悲しい。。。

ギプスをしてくれるのですが、痛み止め飲んだはずなのですが触られるとめちゃくちゃ痛い。

笑気ガス麻酔をされ、先生の腕をつかみ看護師さんに抑えられ主人に支えられ完成。

先生も看護師さんも本当にいい方でした。

最後に飲むように渡されたものは、水かと思って飲んだら、めちゃくちゃ苦い痛み止めでした。

緑色の痛み止めカプセルも飲んで終わり。

本当にお世話になりました。

会計の時、カードの限度額で払えないような金額だったらどうしようかとドキドキでしたが

ここまでやってくれて1万円しなかったです。驚きでした。

病院で3時間かかりました。空港に向けて出発です!

19時20分の飛行機ですが既に18時。しかも渋滞です。

ナビの登録地にあったマルセイユ空港のハーツを目的地に設定しましたが空港の周りを

ぐるーっと回っているような・・目的地に到着とナビが言ったところは暗い倉庫みたいなところ。

時間がないのに!ナビに最初から設定されていた場所が違う!

信じてはいけない教訓になりました。

ハーツの返却場所の入り口がわからず、貸出場所の方にとめて飛行機出発30分前だから

ここでお願いしたいといっても、聞いてもらえず、もうあせりました。

スーツケースも預けるので、もうだめかもしれないなーと思いながらエールフランスのカウンターに行くと

気持ちよく預かってくれて、「時間がないからここから行って」とカウンター横の関係者通路を

通してくれました。ハーツとは大違いで優しさに涙がでそうでした。

手荷物検査も時間がないから早くと言いいながらも、私のギプス姿をみて「Oh!Fresh?」と

笑顔で聞いてきました。ぴかぴかのギプスですから。

無事にパリ行きの飛行機に乗り、隣の席の人も「Fresh?」って、声をかけてくれて

触らないように気を付けるわねって優しく接してくれました。

パリで乗り継ぎ時間があり、いつもならわくわくショッピングタイムなのですが、今回は無理でした。

ぐるぐるに固定された私はおとなしくラウンジで座っていました。

超絶苦い液体と緑色の謎なカプセルの痛み止めのおかげで飛行中は激痛に襲われることなく

無事に帰国できました。

なぜが喘息の症状も収まってしまいました。謎です。

保険に入っていてよかったと痛感し、いろいろ勉強できた旅でした。

この旅でお世話になった皆さまに感謝です。ありがとうございました。

この日の走行距離は448キロです。

おつかれさまでした。

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