マンダリンオリエンタルでは朝食ビュッフェです。
種類も多く、お味もとっても美味しく、おなかがいっぱいでいただけなくなってしまったことが
残念なほどでした。
豊富な種類が並んでいる麺の中から１つ選び
一緒に入れる野菜を選んでヌードルも作ってもらい、美味しくておかわりもしました。
食後には軽くむせていただけなのにすっと白湯をもってきてくれました。
客を迎えるためのテーブルセッティングの様子も見ていたらものすごく丁寧。
気配り心配りに感動でした！！
この日の最初の目的地は『国立故宮博物院』です。
紀元前２０００年から１９世紀の清まで中国大陸の歴代皇帝の美術品など
第2次世界大戦後の中国の内戦の戦火から守るため台湾に送られたものが展示されています。
翡翠の原石でつくられた翡翠の色がとても綺麗な『翠玉白菜』は有名ですが
私たちが行ったときは残念ながら貸し出し中でした。
パリのルーブル美術館に行ったときに『ナポレオンの戴冠式』や『岩窟の聖母』が
貸し出し中で悲しくなったことを思い出しました。
国立故宮博物院もとても広く、見ごたえがあります。
肉の角煮にそっくりな天然石『肉型石』はありました。
唐の時代の陶器の美人像です。
歴史を感じる博物館に来れてよかったです。
歩き回ったので博物館の中でお茶をいただきました。
次の目的地は忠烈祠(ツォンリエツー)です。
日本統治時代に台湾護国神社があった場所です。
革命や戦争で命を落とした方を祀っています。
陸・海・空軍より選抜された兵士が大門と大殿を守っていて
体格は身長１７５ｃｍ～１９５ｃｍ 体重６５ｋｇ程というきまりがあるそうです。
微動だにせず、まばたきもしません。
1時間ごとに20分かけて交代式があります。
6キロある銃創をくるくると回していました。
まるで機械仕掛けのように揃った動作に目がはなせませんでした。
目的は台湾護国神社があった場所としての印をいただくことだけでしたが
交代式を見ることができてよかったです。
印は事務所に行ってお話しすると押印してくれました。
次の目的地は保安宮(パオアンコン)です。
実在した名医が医学の神として祀られています。
健康・病気治癒をお祈りしました。
次は孔子廟です。
娘のために学業のお札をいただきました。
庭園も綺麗でした。
とても可愛らしい『見ざる、言わざる、聞かざる』がありました。
次の目的地は臨済護国禅寺です。
日本統治時代に建てられ、現在も受け継がれています。
台湾で唯一『護国』の名が付く仏教寺院で、当時の総督が臨済宗のみを信仰していたため
臨済宗を護国禅寺に日本人僧侶を迎えたそうです。
本堂は日本統治時代初期の木造建築の代表なのですが、、、写真が見当たらず、、、
お寺の近くには大きな公園があり屋台がでていました。
『豚のケーキ』と書いてあるけど血はどんな感じで入っているのでしょうか。
どういうものかとても気になりましたが挑戦はしませんでした。
屋台だから気軽に食べるものなのだと思います。
近くには圓山駅があり人も多かったです。
翌日はホテルで朝食をとりチェックアウトをしてから荷物を預けて目的地に向かいます。
ホテルからタクシーに乗り込むとドアマンが飲料水とホテルの傘を差しだしてくれました。
小雨が降っているためです。チェックアウトしたのに。
本当に素晴らしいホスピタリティのホテルです。
折り畳み傘を持っていたためお水だけいただいて出発です。
『総統府』に向かいます。
上空は許可なく飛行できない軍事管制区域です。
台湾の現総統が執務する官邸ですが日本統治時代の台湾総督府でした。
日本銀行本店の設計をした方の案が選ばれて１９１９年に完成しました。
６０メートルある中央塔には台湾初のエレベーターが設置されたそうです。
日本統治時代に日本人が建てたの官公庁の建物の多くは現在も
台湾の監察院、司法院、行政院等として使用されています。
見学には身分証明としてパスポートが必要で荷物検査もあります。
言語ごと数人で１つのグループがつくられてガイドさんが付きます。
日本語でガイドしてくれるのでとてもわかりやすく良かったです。
建物・総督・総統・台湾についてのテーマの部屋があり各部屋にはパネルや
使用されていたものの展示、執務室で作業している風になっていました。
亜熱帯の気候であることや疫病を防ぐため風通しを良くするため中庭がつくられています。
中庭は上から見ると日の形をしているそうです
台湾のガイドさんが日本の歴史に詳しく驚きました。
親族が総督だったとお話ししたらお手製のガイドマニュアルなどを見せてくれて
プレゼントしてくれました。
次はタクシーに乗って街の中のお寺へ。
ホテルへ歩いて戻る途中のショッピングアーケードは面白かったです。
ものすごく安いという意味っぽいです。
あってるかな。
見に行かなかったのでおいくらなのかはわかりません。
温かいロイヤルミルクティーをいただきました。
ポットに半分くらいタピオカが入っていてタピオカ好きにはたまりません。
タピオカでおなか一杯になりました。
ホテルで荷物をピックアップして空港に向かいます。
台北では道を尋ねた時も私たちがわかるように一生懸命伝えようとしてくれたり
ホテルでも本当に親切にしていただきました。
初めての台湾は人の温かさを感じました。
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